姫、私は誓います。
今度は私が姫を助ける番。好きでもない人に体を触られ、犯されるなんて生きていけなくなるくらい辛いに決まっている。姫は私が守る。でも、義弟がこの城に住まわっている限りここに安心なんてない。出来ればこの城から姫を連れ出してどこかで静かに暮らさせてあげたい。
一国の姫という肩書きを棄てる事が出来たら、どんなに良いのだろう。彼女も普通の暮らしが出来て、悔しいけど隊長と結ばれる事だって出来るのに。
「姫・・・」
彼女の体はこの手に余るほど震え、怖がっていた。大好きな彼女と言葉通り抱き合えるのは嬉しいけれど、ここまでする必要がどこにあったのだろう。彼女を傷付けて何が楽しいのだろう。
私には分からないし分かりたくもなかった。ただ、強いていうのであればドレスを裂くまでしなくて良かったのではないかと思う。そこまでして肌を見せなくても良かったのでは無いかと思う。そうするかしないかで大分変わると思うんだ。
一国の姫という肩書きを棄てる事が出来たら、どんなに良いのだろう。彼女も普通の暮らしが出来て、悔しいけど隊長と結ばれる事だって出来るのに。
「姫・・・」
彼女の体はこの手に余るほど震え、怖がっていた。大好きな彼女と言葉通り抱き合えるのは嬉しいけれど、ここまでする必要がどこにあったのだろう。彼女を傷付けて何が楽しいのだろう。
私には分からないし分かりたくもなかった。ただ、強いていうのであればドレスを裂くまでしなくて良かったのではないかと思う。そこまでして肌を見せなくても良かったのでは無いかと思う。そうするかしないかで大分変わると思うんだ。