甘いあまいイチゴの香り

結婚かぁ、、、


彼氏がいない私にはまだまだ先の話だろうな。

出来るなら、冬馬くんのお嫁さんになりたい。

でもそんな願いは叶うはずないから、

だからこれから先、いつか冬馬くんよりも好きだと思える人と出会えたら、私だって結婚できるかもしれない。

「んー、私はまだまだかな。そんなの今は考えられないしね。」

「ふ~ん。まぁ小泉みたいに美人で性格もよければ選びたい放題だよな。佐渡さんも人気だけど、小泉だって男性社員から人気だし。」

「そんなことないよ。今まで一度も告白されたことなんてないしね。でも、ありがとう。」

私は苑田くんを見上げて微笑むと、苑田くんの顔が少し赤くなってふいっと視線をそらされてしまった。

「桜はさ、近くに一馬さんがいるからみんな寄り付けないんだよ。私は二人が何もないのは知ってるけど、知らない人たちからしてみたら、美男美女のカップルにしか見えないからね。」


「美男美女って。。一馬くんは確かにイケメンだけどね、お兄ちゃんって感じだから。一馬くんだって、私の事妹にしか見えてないよ!!」

確かに一馬くんは社内でもイケメンで高身長、高学歴で社内の女子に人気がある。
でもその気さくな性格と明るさで、上司や後輩からも慕われている、本当に出来た人だと思う。


「なぁ、小泉。課長とは本当になにもないの?
前にも聞いたけど、幼馴染みってだけ??」


「??そうだよ。幼馴染み。」

苑田くんの真面目な顔に驚きつつも、幼馴染みだと肯定するとほっとしたような表情になった苑田くんは、
何故か嬉しそうに宮園くんの所へと席を移動した。

その様子を呆然と見つめると隣から深くて大きいため息が聞こえて、恵里菜の方へと視線を移すと、困ったような顔でおでこに手を当てていた。


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