君の本気に触れた時…
そのままソファに座り正面の時計を見ると、毎週見ている連ドラが始まる時間になっていた。

彼が楽しそうに見ていたお笑い番組も終わり、私はチャンネルを変えた。


「理央さんも、このドラマ見てるんですね。」

「あ、うん…。ハル君も見てるの?」

「え…?」


何も変なことを聞いたわけではないのに、彼の声が少しだけビックリしたような声だったから、どうしたのかと思い彼の方を見た私に


「久しぶりに名前で呼ばれてビックリしました…。」

「え…名前………。」


そう言われて気づいた。


「ああ…確かに。ハル君って無意識に呼んでた…。一緒にご飯食べてあの頃みたいだったからかな…。」

「再会してからずっと中城君だったから…流石に会社では仕方ないと思ってたけど…二人の時もそうだったんで、何だか距離を感じてました。」
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