君の本気に触れた時…
「もういいよ…それより、コーヒー運ぶから、気にせず席に戻って待ってて。」
「…ハイ」
やっと大人しく席に戻って行った彼の背中を見ながら小さくため息を吐いた…。
甘いコーヒーを飲み終え、仕事を再開させるとまた電話が鳴り始めた。
そして、今は再び彼と地下の倉庫の中…。
メモに書かれた商品を取りに来た。
一人では持てない量だったし、彼にも教えるために同行させるしかなかった。
だけど、午前の時とは打って変わって暴走する事なく真面目に手を動かしている。
さっきの事もあって彼なりに反省してるんだろうか…。
私も黙々と手を動かした。
テーブルに乗せられた商品の最終チェックをしながら箱に詰めていく。
ダンボール箱3箱分になったそれを台車に乗せて倉庫を出る直前
「理央先生、さっきは生意気言ってすみませんでした。でもそこが悪い所だとは思ってないんで…むしろセンセーのそう言うところが俺は…いいと思ってますから!」
台車を持った隣の彼を見上げると、赤くなっている彼の耳が見えた…。
「…ハイ」
やっと大人しく席に戻って行った彼の背中を見ながら小さくため息を吐いた…。
甘いコーヒーを飲み終え、仕事を再開させるとまた電話が鳴り始めた。
そして、今は再び彼と地下の倉庫の中…。
メモに書かれた商品を取りに来た。
一人では持てない量だったし、彼にも教えるために同行させるしかなかった。
だけど、午前の時とは打って変わって暴走する事なく真面目に手を動かしている。
さっきの事もあって彼なりに反省してるんだろうか…。
私も黙々と手を動かした。
テーブルに乗せられた商品の最終チェックをしながら箱に詰めていく。
ダンボール箱3箱分になったそれを台車に乗せて倉庫を出る直前
「理央先生、さっきは生意気言ってすみませんでした。でもそこが悪い所だとは思ってないんで…むしろセンセーのそう言うところが俺は…いいと思ってますから!」
台車を持った隣の彼を見上げると、赤くなっている彼の耳が見えた…。