君の本気に触れた時…
松本さんという人が、私たちに握手を求めてきた。

彼の手につられて、手を差し出した私たち。

体育会系ノリの人だなぁっなんて思っていたら、目の前にいた聡子が二人に向かって話しかけた。


「先輩たちはお二人で飲みにきたんですか?」

「あぁ、君たちも?」

「そうなんです。それで、もし良かったらご一緒しませんか?迷惑じゃ…なければですけど。」

「ええ〜いいの?俺は全然大丈夫。西沢は?」


先に嬉しそうに賛同の声をあげたのは、松本さんだった。

松本さんに聞かれた先輩もいつもの笑顔で


「もちろん、僕も」


そう答えてくれた。

なんなんですか……今日は、今日という日は…。

こんなに幸運が重なることってあるんだろうか?

今までこんな幸運が度重なって起こることなんてなかったから…何だか逆に怖いくらい。

二人がそのまま私たちの席で合流することになったので、聡子の隣に移動をしようと席を立った。


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