君の本気に触れた時…
聡子との女子会が先輩との2対2の合コンのような状態になった。

この中で初対面になる松本さんから自己紹介が始まった。


「さっきも言ったけど、改めまして西沢と同期で営業部の松本謙太郎です。よろしくー!」

「じゃあ、私から」


隣の聡子が自己紹介を始めた。


「おぉ〜、聡子ちゃんね!じゃあ次は隣の彼女っ!」


どこまでも体育会系ノリの松本さんに…押され気味になりながら自己紹介をした。


「理央ちゃんか、名前も可愛いねっ!!」

「はぁ…ありがとうございます…。」

「お前、最初から名前呼びなんて図々しい奴…」

「いいだろ別に。苗字呼びなんて堅苦しいし…なあ?」


西沢先輩が笑いながら松本さんに突っ込んで、突っ込まれた松本さんが私たちに同意を求めてきた。


「別になんて呼んでもらっても構いませんよ。」


さすが。、愛想の良い聡子が素早く笑顔でそう返した。



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