君の本気に触れた時…
「うん…好きだよ。私、ハル君が好き。」

「……やっと、素直に言えたな。…あっ」

「なに?」

「あいつもう来たよ。来るの早くない?」


え………?


ジャリ…という砂を踏む音がすぐ後ろから聞こえて…慌てて後ろを後ろを振り返ったら…少しだけ怒ってるのか、なんとも言えない表情をしたハル君が立っていた。

今の私の言葉聞こえてた?

私の正面にいたナオが、ククッ…と小さく笑いながらハル君に近づいた。


「何…不貞腐れてんだよ。言っておくけど何もしてねぇからな。変な誤解すんなよ。」

「ていうか、何勝手に拉致してんの?しかも2人とも電話にも出ないし…尚兄と連絡が取れないって家にも結衣さんから電話あったけど。」

「はぁ、まじか…。」

「こんなところで元カノと浮気してたって言ってもいいけど奥さんに。」


奥さん?





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