君の本気に触れた時…
インターホンを鳴らし、すぐに出迎えてくれた母にただいま〜と言いながら東京のお土産を手渡した。


「2人ともおかえり、ハル君もありがとう。もうすぐ、ちょうど晩御飯なんだけど一緒にどう?」

「ありがとうございます。でも、今日は家で母も待ってますから…また改めて挨拶に来させていただいても良いですか?」

「あら、そうね。うちはいつでも良いからまた来てね。でも…改めて挨拶って…え…まさか…」


私たちの顔を交互に見ながら悟った母が、更に笑顔になっていく。


「あなたたち…そう言う事なのね。」


照れ臭くて…顔が火照っていく。


「…ハイ。そう言う事なんで、また挨拶に伺います。理央さんも、また連絡します。」

「あ…うん。気をつけてね。」


母はまだ興奮が収まらない様子。

ハル君を見送った後も超ご機嫌な視線を私に向けた後、晩御飯の準備途中だったのか “あっ! ” と声を上げると急いで台所に戻っていった。




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