君の本気に触れた時…
「お待たせいたしました………って…春翔と理央ちゃん!」

「こ…こんにちは。」

「遊びに来たよ。」


並んでいたお客が私達だと気づいてビックリしている美子ちゃん。

列の最後は私達だから、今はもう他のお客さんはいない。


「チョコとバニラね」


彼がそう頼むと、ハイハイ今作るね〜って美子ちゃんがサービスで5巻くらいの大きなソフトクリームを作ってくれた。

店先でそれを受け取ると、彼は私の繋いだままの手を引いて、そのまま店の中に入っていく。

美子ちゃんも、中から客席の方に出て来てくれた時に…私たちの繋がれている手を見て一瞬動きが止まったように見えた。


「あんたたち、何で手繋いでるの?」


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