君の本気に触れた時…
彼の言葉通り、3時を少しすぎている今の時間は食事のピークは過ぎていて並んでいる他の店の中にも食事をしているお客さんの姿はほとんどなかった。


美子ちゃんの店が見えてきた。

ここは、食事以外にも店頭でソフトクリームも売っていて店の前には、数人のお客さんが並んでいる姿が見えた。

私もよくソフトクリームを売っていた。

最初はうまく巻くのが難しくて、だけど上手にできるようになると楽しくて。

普通は3巻きくらいだけど、時々サービスで5巻きくらいのソフトクリームを作ったりすることもあった。

そんな事を思い出していたら、彼は列の最後尾に並んだ。


「理央さんはチョコレート?」

「うん。」


確かに私はいつもチョコ味ばかり食べていた。

ハル君はそんな事まで覚えててくれたんだろうか?

心の中がのほんわりと温かい気持ちになった。
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