君の本気に触れた時…
思わずムキになって言い返した私のおじさん発言に、周りにいたおじさまたちの視線が一斉に集まった。

あっ…しまった。と思った時にはもう遅くておじさんだらけの隅っこで小さくなるしかなかった。

当の本人である隣の彼は、私に“ ドンマイ ” とでも言いたそうな生温かい眼差しを向けていて…

これではどっちが年上か分からない…。

彼と話してると昔から知っているせいか、つい素の自分が出てしまう。

商品部が入っている4Fで降りた私たち。

廊下を歩きながらも彼が話し続ける。


「じゃあ大人になった俺を、その親戚のおばさんに見てもらおうかな。どれだけ大人になったか…とか。」

「おばさん言うな。このエロザル!」

「エロザルって…そんな意味じゃなかったんですけど。やっぱ理央せんせー発情期みたいだし俺が協力しましょうか?エロザルなんで。」

「…言い方が紛らわしすぎるの!それに会社でそんな誤解を招くような発言は控えてよ。」


勘違いした自分が恥ずかしかった。

だけど、素直に認めるのはもっと恥ずかしくてつい言い方がキツくなってしまった。
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