君の本気に触れた時…
いつも以上に輝く笑顔で私の肩をポンと軽く叩いて戻っていった。

思わぬ形で先輩の連絡先もゲットできたし何だか昨日から運が向いてきたみたい。

足取りも軽く、商品部のフロアに戻った私の顔は相当頬が緩んでいたんだと思う。

席に戻った私の横腹をツンツンとつついてきた聡子に思わず


「ひゃあっ!!」


と声をあげてしまった。

不意打ちの横腹は危険なのにっ!

しかも私、横腹は超弱いのに……。

周りの人の視線が一気に突き刺さり “ スミマセン… ” と肩をすぼめた。

隣の聡子は仕事のフリをしながらクスクス笑ってるし…斜め前からもずっと視線を感じていた。

周りからの視線が引いた途端、聡子が手と目だけは画面上とキーボードの上を滑らかに滑らせながら小声で話しかけてきた。

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