クールな同期と熱愛はじめ
「だって、悠里ちゃんは司だろう? それ以外に俺の愛まで独占しようなんて、ちょっと欲張りすぎだぞー」
どうしてそうなるか。
間宮さんは胡桃と「ねー?」なんて首を傾げて頷き合った。
変なふたりだ。
「昨日の俺を胡桃ちゃんに見せてあげたかったなぁ」
注文したグリーンフィズを私たちの前に置きながら、間宮さんが言う。
「え? なんですか?」
両手を組んで、胡桃が興味津々に間宮さんを見た。
「俺と司の卓球勝負。完膚なきまでに司を叩きのめしたんだ」
いやいや。勝負はつかなかったはず。
胡桃が「わぁ、すごーい」なんて言うものだから、間宮さんがどんどん調子に乗る。
「俺、これでも都大会で二位だったんだ」
「かっこいい!」