クールな同期と熱愛はじめ
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そして迎えた午後一時。
部長に引き連れられ、施主の待つ応接室へと私たち三人は入った。
「高梨様、大変お待たせいたしました」
部長が頭を下げ、私たちも揃ってお辞儀をした。
顔を上げたところで、高梨様と目が合う。
彼の目線は、私の頭からつま先まで一瞬にして移動した。
名刺交換をしたあと、八人掛けのテーブルの向かいに高梨様、私たちは手前側に並んで腰を下ろした。
彼から受け取った名刺には、【TRY.com】の代表とある。
なんの会社か見当はつかないけれど、とにかく会社社長だということはわかった。
三十代にして会社を経営している上、一等地の敷地面積二百坪のところに豪邸を建てることには驚かされた。
サラサラの髪の毛に切れ長の目。
清潔感のある爽やかな好青年といった感じだ。
さっき立ち上がったときには、すらっとした体型がよくわかった。
簡単な挨拶をした後、越川さん、桜木くんと、順番に自身の立てたプラン設計の説明を進めていく。