クールな同期と熱愛はじめ
そんなやりとりをしていると、間宮さんが満面の笑みで「はい、お待ち遠さまでしたー!」と、私たちの前にオレンジフィズを置いてくれた。
「とびきりおいしく作ったからね。で、なにを撫でたいの?」
興味津々に胡桃に尋ねる。
「間宮さんの頭」
――おいおい!
エア突っ込みをしてしまった。
「いいよいいよ。胡桃ちゃんに撫でてもらえるなんて嬉しくて失神しちゃうかも」
そう言いながら、間宮さんは頭を胡桃の方へと突きだした。本気で撫でてもらう気らしい。
胡桃も胡桃で、「おーよしよし」なんて、本当に犬を相手にしているように彼のふわふわの髪の毛を撫で回した。
「やだー、ほんとにかわいい」
「俺、幸せだなぁ」
このふたり、大丈夫だろうか……。