クールな同期と熱愛はじめ
『私の女子力で落とす』なんて啖呵を切っておいて、この失態はなんなのだ。面倒くさいからといって後回しになんかするんじゃなかった。洗い物がそのままだなんて、いったいどこに女子力があるのか。
項垂れたところで、自由の利かない体ではどうすることもできなかった。
横になり毛布を顎まで引き上げる。
静かに瞼を閉じると、途中になっていたプラン設計が頭の中に浮かんできた。
リビングに光をたくさん取り込むには、どうしたらいいだろうか。いっそのこと、リビングを吹き抜けにしてしまおうか。それから天窓でも……。
そんなことを考えているうちに、思考回路がだんだんと睡魔に侵されていく。そして、あるところでフツッと意識は途切れた。