クールな同期と熱愛はじめ
レンゲで少しすくい、息をフーフー吹きかける。かなり熱そうだ。
「冷ましすぎだろ」
「猫舌なの」
熱いものは全般的にダメだ。ラーメンも食べる頃には、ほぼ伸びている。
桜木くんのツッコミにもめげずに冷ましていると、急にゴホゴホと咳き込んでしまった。
「おい、大丈夫かよ」
私の手から茶碗を奪い取り、代わりに水を持たせてくれた。
それで喉を潤し、苦しさのため出てきた涙をティッシュペーパーで拭いながら、肩を上下させる。そうしてようやく肺が落ち着きを取り戻した。
「……ごめん」
「俺に移すなよな」
「そんなこと言ったって……」
病んでいる私の部屋に自ら飛び込んできたのは誰なのだ。私は来てほしいと頼んではいない。