クールな課長とペットの私~ヒミツの同棲生活~





「1年経って、智基もずいぶん変わったわね。他人に対してクールだったくせに、あなたのことになるととたんに過保護になるなんて」


結花さんは感慨深げにしみじみと言うけれど……される側からすれば恥ずかしいだけなんですが。


「そうそう。葛城課長はアタシが入社した時は主任だったけど、他人には深く関わるひとじゃなかったモンね」


女子会の口火を切ったのはやっぱり結花さんで、勢いよく頷くのは由利先輩。


去年の春頃から始まった女子会は、だいたい月末の金曜日開催と決まっていて、その日はいつも時間をやりくりして駆けつける。

さすがに出産を挟めば途絶えることもあったけど、いつの間にか復活してこうして集まることは半ば習慣化してる。


私もいい気分転換になるし、仕事の相談をしてアドバイスを頂いたり他愛ないお喋りをして、充実した時間を過ごしてた。


今までこういう機会がなかった私にすれば、とても大切な時間。私にとって、癒しで活力源でもあった。

< 263 / 280 >

この作品をシェア

pagetop