騎士団長と魔女
「オイオイ〜、隊長様よぉ」

後ろから気の抜けた声が聞こえてきた。
振り向くとそこにいたのは、2mは確実にあろうペガサスに跨ったブロンドの男だった。



「なによ。」

一言素っ気なく返す。

「どーんな戦い方したらそんな血だらけになれるんだよ〜、馬ぐらい乗ったらどうだい〜??」


は?
ちらっと自分を見ると確かに自分は血だらけだった。
髪も顔も血で真っ赤に染まっていた。






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