君にまっすぐ
「あの時、君の元カレに順番が違うと言われて、本当にその通りだと思ったよ。何より彼に言われたことが効いたけど、そのおかげでこうして君に会いに来ることが出来た。」
微笑む孝俊にあかりのドキドキしている心はさらに跳ね上がる。
「あ、元カレとよりを戻す話はどうなった?」
急に思い出したように前のめりで聞いてくる孝俊にあかりが口を開きかけたところで、孝俊が身を引いて言葉を続ける。
「いや、そんなことは関係ないんだ。今日はただ俺の気持ちを伝えたくて。」
孝俊が背筋を伸ばしあかりを見つめる。
「森山田あかりさん、愛しています。俺と結婚して下さい。」
「え!?結婚!?」
思っても見なかった言葉にあかりは驚き声を上げる。
「そう、結婚。本当は交際を申し込むところだけど、俺はもうキミと一緒にいられないことが耐えられないんだ。俺が俺らしく素を出せるのはあかりしかしない。だから、俺と結婚を前提に付き合って欲しい。」
驚きはしたが心のなかは歓喜している。
自分に正直に生きる。
これが私のモットーだ。
「はい、私も孝俊さんのことが好きです。よろしくお願いします。」
背筋を伸ばし、孝俊の目を見て返事をしたあかりは深々と座ったまま頭を下げた。
頭を上げた途端、孝俊が勢いよく抱きついてくる。
「あかり!大好きだ!」
孝俊は嬉しそうにはしゃいであかりを抱きしめる。
こんな孝俊の様子を想像できる人がいるだろうかと思うくらいいつもの孝俊とは大違いだ。
でも、これが孝俊の本来の姿なのだとしたら、それを正直に見せてくれる孝俊が愛おしい。
「あ、あかり!これから俺は海外が拠点になるけど、一緒に来てくれる?」
ガバっと身体を引き離した孝俊は先程の歓喜はどこへいったのか、不安顔だ。
「世界中のさ、いろいろな車を見せて乗せてあげるから。車のついででいいから俺についてきて欲しい。」
自信がなさそうな孝俊にあかりはクスっと笑い想いを告げる。
「私、初めはオルディに乗る孝俊さんとしか思ってませんでした。でも、孝俊さんと一緒にドライブして仲良くなるうちに孝俊さんの乗るオルディへと変化してたんです。車に釣られるわけじゃないんです。孝俊さんがいるところが私の幸せなんです。私も一緒に連れて行って下さい。」
満面の笑みを見せるあかりに孝俊の心は奪われる。
もう全て奪われているはずのに、どんどん溢れ出るあかりの魅力に抗うことは出来ない。
「ありがとう、あかり。俺の心はまっすぐ君だけに向かっている。覚悟しておいてね。」
そっと耳元で甘く囁くとボッと真っ赤になるあかりを孝俊は大事そうに抱きしめた。
微笑む孝俊にあかりのドキドキしている心はさらに跳ね上がる。
「あ、元カレとよりを戻す話はどうなった?」
急に思い出したように前のめりで聞いてくる孝俊にあかりが口を開きかけたところで、孝俊が身を引いて言葉を続ける。
「いや、そんなことは関係ないんだ。今日はただ俺の気持ちを伝えたくて。」
孝俊が背筋を伸ばしあかりを見つめる。
「森山田あかりさん、愛しています。俺と結婚して下さい。」
「え!?結婚!?」
思っても見なかった言葉にあかりは驚き声を上げる。
「そう、結婚。本当は交際を申し込むところだけど、俺はもうキミと一緒にいられないことが耐えられないんだ。俺が俺らしく素を出せるのはあかりしかしない。だから、俺と結婚を前提に付き合って欲しい。」
驚きはしたが心のなかは歓喜している。
自分に正直に生きる。
これが私のモットーだ。
「はい、私も孝俊さんのことが好きです。よろしくお願いします。」
背筋を伸ばし、孝俊の目を見て返事をしたあかりは深々と座ったまま頭を下げた。
頭を上げた途端、孝俊が勢いよく抱きついてくる。
「あかり!大好きだ!」
孝俊は嬉しそうにはしゃいであかりを抱きしめる。
こんな孝俊の様子を想像できる人がいるだろうかと思うくらいいつもの孝俊とは大違いだ。
でも、これが孝俊の本来の姿なのだとしたら、それを正直に見せてくれる孝俊が愛おしい。
「あ、あかり!これから俺は海外が拠点になるけど、一緒に来てくれる?」
ガバっと身体を引き離した孝俊は先程の歓喜はどこへいったのか、不安顔だ。
「世界中のさ、いろいろな車を見せて乗せてあげるから。車のついででいいから俺についてきて欲しい。」
自信がなさそうな孝俊にあかりはクスっと笑い想いを告げる。
「私、初めはオルディに乗る孝俊さんとしか思ってませんでした。でも、孝俊さんと一緒にドライブして仲良くなるうちに孝俊さんの乗るオルディへと変化してたんです。車に釣られるわけじゃないんです。孝俊さんがいるところが私の幸せなんです。私も一緒に連れて行って下さい。」
満面の笑みを見せるあかりに孝俊の心は奪われる。
もう全て奪われているはずのに、どんどん溢れ出るあかりの魅力に抗うことは出来ない。
「ありがとう、あかり。俺の心はまっすぐ君だけに向かっている。覚悟しておいてね。」
そっと耳元で甘く囁くとボッと真っ赤になるあかりを孝俊は大事そうに抱きしめた。