次期社長はウブな秘書を独占したくてたまらない
駿介からこんな真剣に頼まれた事ってない。そう思うと、私に否の返事は出来なかった。
こくんと一つ頷いた私に、駿介は安堵の息を吐いて、ソファに誘導した。そのまま並んで座るけど、私の両手は駿介に強く握られたまま。
「私、逃げたりしないよ?」
なぜだか分からないけど、駿介は私が逃げてしまうんじゃないかと、本気で心配している。大丈夫だから離して欲しいと、両手を見つめて呟いたら、駿介が乾いた笑い声をあげた。
「悪いな。信用してないわけじゃないんだが、どうしても不安で」
「駿介が不安?」
「不安だよ。文香にちゃんと話聞いてもらわないとならないし、伝えないといけないからな。自分でも驚くくらい、緊張してるし不安になってる」
確かに目の前の駿介は見た事がない。いつもは堂々としてて、自信満々で完全無敵って感じなのに、今は緊張感からか、唇は固く結んで顔だって強張ってる。
「ふふっ。なんか‥‥駿介も普通に人間なんだね」
その姿がなんだか可愛らしく見えて、笑い声がこぼれる。
こくんと一つ頷いた私に、駿介は安堵の息を吐いて、ソファに誘導した。そのまま並んで座るけど、私の両手は駿介に強く握られたまま。
「私、逃げたりしないよ?」
なぜだか分からないけど、駿介は私が逃げてしまうんじゃないかと、本気で心配している。大丈夫だから離して欲しいと、両手を見つめて呟いたら、駿介が乾いた笑い声をあげた。
「悪いな。信用してないわけじゃないんだが、どうしても不安で」
「駿介が不安?」
「不安だよ。文香にちゃんと話聞いてもらわないとならないし、伝えないといけないからな。自分でも驚くくらい、緊張してるし不安になってる」
確かに目の前の駿介は見た事がない。いつもは堂々としてて、自信満々で完全無敵って感じなのに、今は緊張感からか、唇は固く結んで顔だって強張ってる。
「ふふっ。なんか‥‥駿介も普通に人間なんだね」
その姿がなんだか可愛らしく見えて、笑い声がこぼれる。