次期社長はウブな秘書を独占したくてたまらない
「予約を頼んだ時の文香の様子から、ひょっとしたらデートだと誤解させているかとは思ったが、まさかプロポーズとはな」
改めて言葉にして可笑しさが込み上げて来たのか、頭上からくくっと笑い声が聞こえるけど、優しい手は私の頭を撫でたまま。
「あ、あのっ!じゃあ、駿介が会ってた女性二人っていうのは‥‥」
「一人は夏希さんで、正解。もう一人は」
駿介の手が滑り私の頬を包むと、そっと顔を上げさせた。促されるままに視線を上げると、そこには慈しむような瞳が私の心の奥を見通したいと、真っ直ぐに見つめていた。
「ーーミナトさんだ」
「ミナトっ!?」
驚きで体を揺らしたのを逃げ出すと思ったのか、駿介の手に力がこもる。
「夏希さんにお願いして、連れて来てもらった。ちゃんと話をしたかったから」
「でも、でもなんで?夏希さんも湊も、そんな事は一言も‥‥」
「文香、落ち着いて。俺の話を聞いてくれないか?」
改めて言葉にして可笑しさが込み上げて来たのか、頭上からくくっと笑い声が聞こえるけど、優しい手は私の頭を撫でたまま。
「あ、あのっ!じゃあ、駿介が会ってた女性二人っていうのは‥‥」
「一人は夏希さんで、正解。もう一人は」
駿介の手が滑り私の頬を包むと、そっと顔を上げさせた。促されるままに視線を上げると、そこには慈しむような瞳が私の心の奥を見通したいと、真っ直ぐに見つめていた。
「ーーミナトさんだ」
「ミナトっ!?」
驚きで体を揺らしたのを逃げ出すと思ったのか、駿介の手に力がこもる。
「夏希さんにお願いして、連れて来てもらった。ちゃんと話をしたかったから」
「でも、でもなんで?夏希さんも湊も、そんな事は一言も‥‥」
「文香、落ち着いて。俺の話を聞いてくれないか?」