次期社長はウブな秘書を独占したくてたまらない
「う、うん。でも‥‥」
「そうだな、先ずはなんで俺がミナトさんに会ったか、から話すよ。
きっかけは夏希さんだったんだ。お前が個展の打ち上げに行った数日後に偶然会ったんだけど、その時にやたら文香の事聞かれたんだ。最近どうか、とか何か変わった事はないか、とか。」
個展の打ち上げ、と聞いて思い出す。あと時夏希さんは自分の悲しい恋の話をしてくれて、嘘つきな私に後悔しちゃダメだと諭してくれたんだ。きっと私が素直になれたか心配してくれたんだろう。
「で、打ち上げの後で夏希さんの家で久美さんやミナトさんと呑んだ話聞いてたら、なんだか違和感を感じて。その時はよく分からないまま夏希さんとは別れたんだけど、後で考えれば考えるほどオカシくて。なんでか、俺の中でミナトさんが女性みたいに思えてきて、そのうち真実はそっちなんじゃないかって」
駿介の言葉にどんどん心が痛くなっていく。それは嘘がバレたからなのか、安全装置が解除されてしまうからか。
「だから夏希さんに時間作ってもらって、聞いたんだ。俺の仮説が合っているのか、それなら文香はどんなつもりだったのか」
「しゅ、駿介、あのね‥‥」
「そうだな、先ずはなんで俺がミナトさんに会ったか、から話すよ。
きっかけは夏希さんだったんだ。お前が個展の打ち上げに行った数日後に偶然会ったんだけど、その時にやたら文香の事聞かれたんだ。最近どうか、とか何か変わった事はないか、とか。」
個展の打ち上げ、と聞いて思い出す。あと時夏希さんは自分の悲しい恋の話をしてくれて、嘘つきな私に後悔しちゃダメだと諭してくれたんだ。きっと私が素直になれたか心配してくれたんだろう。
「で、打ち上げの後で夏希さんの家で久美さんやミナトさんと呑んだ話聞いてたら、なんだか違和感を感じて。その時はよく分からないまま夏希さんとは別れたんだけど、後で考えれば考えるほどオカシくて。なんでか、俺の中でミナトさんが女性みたいに思えてきて、そのうち真実はそっちなんじゃないかって」
駿介の言葉にどんどん心が痛くなっていく。それは嘘がバレたからなのか、安全装置が解除されてしまうからか。
「だから夏希さんに時間作ってもらって、聞いたんだ。俺の仮説が合っているのか、それなら文香はどんなつもりだったのか」
「しゅ、駿介、あのね‥‥」