天使×恋する僕
その美しい人はやがて瞳をあけたのだった。

満天の星をちりばめたような美しい瞳で俺を捉えた。


やがてゆっくりと起き上がって、スローモーションの映画を見てような仕草で、ニッコリと俺微笑みかけてきたんだ。


俺は思わず息を呑んだ。

この世にこんなにも、慈悲深く、人を引き付ける微笑みは… 俺は、生まれてまだみたことがなかったんだ。



その美しい人は、両手を組み合わしながら、ひざまずき、空に向かって瞳を閉じた。


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