恋愛対象外だから!【おまけ追加】
楓加がそう言った瞬間、
俺の未来に光が指した気がした。
別に夢もなく、ただ有名な大学に入っておこうという考えだった。
「…楓加さんきゅ!俺学校戻るわ!」
「…え?」
俺は走って学校にまた戻った。
時間的に5限目の授業が始まっている。
ま、関係ねーけど!
もし、本当に教師になるとして何の先生になるか…、
俺の得意教科は基本的にほとんど。
でも、1番得意は数学。
俺、数学の高校教師になろう。
学校についたとき5限目終了のチャイムが鳴り響いていた。
((ガラッ)) と勢いよく職員室のドアを開けた。
「ハァハァ…、長嶋先生いますか?!」
「あれ、椎名じゃないか。おまえ早退したって聞いたけど。」
「…俺、進路決まりました!」
ずっと、決めてなくて悩んでいた。
特にやりたいことも無かったし……、
「本当か?!…で、何になるんだ?」