きっとこの輝きは消えないでしょう。
我が家から1歩外へ出ると心地よい風が全身を撫でた。
空気を吸い込むと森の香りがして、少し寂しくなる。
明日からここを出るから。
そりゃ寂しいし怖いよ。
今までみんなと一緒に行動を共にしてきたんだ。
いきなり1人でだなんて……怖いに決まってる。
正直、さっきはあまり楽しめなかった。
楽しいはずなのに。
「はぁ、ちゃんと出来るかな……」
紙切れをポケットから取り出して見る。
汚い字に目をやり、解読されたそれらを見て考えた。
なんだか引っかかってるんだ。
この情報の人物に。
ボスも言っていたが、目がオレンジな人間はこの世界にとって相当珍しすぎる。
オレ達の目の色は常に決まっている。
ブラック、ブラウン、レッド(赤褐色)でそれぞれ持つ色は違う。
だから尚更、怪しい。