きっとこの輝きは消えないでしょう。






「それからその盗賊はどうなったんですか」




思わず身を乗り出した。




「よく分からないわ。ごめんなさいね、私はあの国の住人でもいなかったから、詳しいことは知らないのよ……」




悲しそうに微笑むニーナさんをみて心が傷んだ。




「でも、風の噂で。その盗賊はたくさんの宝石と一人の少女を攫って行ったそうよ」


「え」





そんな、国を滅ぼし、宝石を盗み、さらに少女を攫うだなんて……。


あまりにもショックすぎた。



言葉を失うというのはまさにこのことを言うのだろう。





……少女、か。



今でも、無事なんだろうか。





「その影響によってジュエレイドは厳重な警備と宝石の運輸は途絶えたの」


「だから、」


「そう。私たちはジュエレイドから運輸されたモノを取り扱っていた。
……だから途絶えてしまったお陰でお店もどんどん減っていってしまったの」




また悲しそう笑うからオレは俯いた。




もっと話し上手であれば良かったなと思った。
そしたら、オレはなんて声をかけていただろう。




……多分、そうであってもかけられる言葉は見つからないだろう。








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