きっとこの輝きは消えないでしょう。
「すみません。……私、」
「やだ~。そんな顔しないで!
私が勝手にベラベラ喋っちゃったのだから。ごめんなさいね、こんな話聞かせちゃって」
「……いえ」
なんでつらいのに笑っていられるのだろう?
「それにね、今は十分幸せなのよ?」
「なんで、ですか……?」
「みんなが笑っているんだもの。王国が滅んでしまったって、お店が無くなったって、みんなが笑顔でいればそれだけで幸せなのよ」
大きく笑うニーナさんは本当に幸せに満ちていた。
なんだか胸がいっぱいだ。
「ありがとう、ニーナさん」
こんな穏やかな笑顔を人に向けたのは初めてかもしれない。