きっとこの輝きは消えないでしょう。






「あ!いた!!」




配りながら人一倍大きな声を聞いた。


こんな大きな声出すぐらい何かを見つけたのかな?



よかったね、と胸の内で声の主に告げる。





「おにーちゃんありがとー!」



小さな女の子が笑って手を振る姿に僕も同じように手を振ると腕を強く掴まれた。




ギョッとして左を見ると薄いブルーのワンピースを着た女の子が僕を見つめていた。





「あ、あのー……っどうかしました?」


「……あー、ごめんなさい。人違いだったみたい。ははは」




そう言うなり、1歩引き下がってから笑いをする。





「ごめんなさい。仕事の邪魔しちゃって」


「ああ、大丈夫だよ。誰か探してるの?」



そう聞いたのはさっき聞いた声がこの女の子だと思ったから。



いや、それとは違う。

……なんでかな。『探す』ということに気を惹かれたから?




目の前の女の子は目を見開いていた。






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