きっとこの輝きは消えないでしょう。
「えっ、なんで!?オ……わ、私そんなこと言ったっけ?!」
「ううん。でもさっき大きな声出してたのキミでしょ?」
するとさらに目を見開いて、「ウソ、そんなに大きかったのっ!?」って手で目を覆った。
その子は自分に何かを言い聞かせるように「そっかそっか」と小さく繰り返す。
「そう、人を探してるんだけど……たぶんここじゃないのかもね。……もう行くわ、さようなら」
手を上げて背中を向ける彼女に僕はとっさに引き止めた。
「これ。なんにも役に立たないかもしれないけど貰って。早くその人見つかることを願ってるよ」
目を丸くした彼女は差し出したバルーンを受け取ると、小さな笑みをこぼした。
「ありがとう!」
遠ざかっていく背中に僕の心臓はほんのり熱をもった気がした。
彼女の笑顔が、きみのと重なって見えたのは気のせいだろうか……。
その夜は久しぶりの心の熱に胸を高鳴らせて、また彼女に会ってみたいと、そう星空に願った。