きっとこの輝きは消えないでしょう。
探し回っても全く見つからなくて、今に至るんだけど。
彼女のことは少しずつ知っていくことが出来た。
彼女はとても感情が豊かということ。
嬉しい時には周りの花まで咲いてしまいそうなほどの笑顔でいて、
怒った時は、黒いなにかをまとって凄い形相でいて、
照れた表情なんて、いきなり女の子らしくなる。
色んな表情を垣間見て楽しくないわけがない。だから僕はキミと離れたくないと思ってしまうんだ。
「なぁ、トパズ」
白い森の中を歩きながら呼ばれた声に「ん?」と答える。
アンザの笑った顔は二種類あることを僕はつい最近覚えた。
今向けられている顔は、その二つ目。
もちろん嫌な予感は的中するわけで……。
小さく息を吐きながら差し出された荷物を両手で受け取ると、アンザは走って行ってしまった。