きっとこの輝きは消えないでしょう。
「……ま、……様!」
よく聞きなれた声が頭に響く。
もっと静かにして、ヴァヤさん……。
「トパズ様っ!」
大きな声に目を開いた。
視界の先にはくしゃくしゃに歪んだヴァヤさんがいた。
それとこの匂いに今、僕がいる場所を察知した。
家だ。
なぜ僕はここに?
あたりを見渡すと殺風景だが、よく馴染んだ空間に自然と自室にいるのだと改めて認識した。
そこで、もう一つ疑問が浮き上がる。
「ねえ!女の子は!?」
そうだ、僕はさっきまでアンザと一緒にいたんだ。
なのに、なんで僕はここに?
「ああ、それなら帰られましたよ。それより、トパズ様。こんな時間まで何していたのです!?」
まったく信じられないというような目で僕を見る。
もう全てお見通しなのだろう。この表情を見ればわかる。
だって僕のメイドさんなんだから。
「……探してるんだ。さっきの女の子と」
「それは大事なことなのですか?」
「うん、大事」
だって、キミの力になりたいんだから。
大事に決まっている。
「ならば、もうお止めなさい。もう外には出しません!」
「なんでっ困るよ!」
「ダメなんです!トパズ様は何としてでも守……っ!」
……ああ、そういうことか。
なんでこんなにも外に出したくないのか、必死なのか、それは僕が、宝石心臓だからか。
暗がりに明かりが射し込んだ。
ドアを開けた父がいた。その後ろには母も。
また、怒られるのだろう。
そう思ったら僕はなんでも言えるような気がした。