冷徹副社長と甘やかし同棲生活
 
 場所の連絡に加えて、『今夜はシフト入っているから、予定がなかったらおいでよ』とも書かれていた。

 椿さんの帰りは十時以降になると聞いているし、少し寄り道しても大丈夫だろう。
 給料日も迎えたことだし、思い立ったが吉日、すぐに向かうことにした。


 予想通り、セレクトショップには私好みのナチュラルテイストな服がたくさん置いてあった。
 種類は少ないけれど、オフィスカジュアルな服も置いてあり、私服と両方買えそうだ。


「可愛い服がたくさんあって、迷っちゃうなぁ」

「そうでしょー? 僕も一緒に選んであげるよ」

「ありがとう」

 平日の夜だからか、お客さんはほとんどいなかった。思う存分、葵衣くんとおしゃべりしながら服を見ることができた。
 葵衣くんは久しぶりに会ってもやっぱり可愛くて、女同士で買い物に来ている気分になる。

 
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