欲望の飴と飴売り少女
すごい、すごい、すごい。


明日は土曜日だ。何叶えよう日曜日も合わせて2つしかできない。

___翌日。

「ふわぁ〜!よく寝たぁ」
枕元に置いたスマホを見ると、11時だ。あたしは昨日のことが嬉しかった余り夜更かししてしまった。


特に行くあてもないがボサボサの髪をブラシでとかした。川野君の好きな女子のイメージはみぃやりん周りの女からみみにしたことがあった。

髪の綺麗な子が好きと言うのを聞いたことがある。そして、腰ぐらいの髪の長さの女子が。さすがに髪の長さを変えると不自然だと思う。


あたしは願い事を決め飴を口にいれた。

サラサラでツヤツヤの髪にして。

「すごい」
手をとうした時に絡まらない髪になった。

リビングにはとても値段が高く髪が綺麗になると有名なシャンプー、リンス、トリートメントがおいてあった。

「へぇ〜、サービスまでしてくれるんだ」

あたしは夜らあのシャンプー、リンストリートメントを使うとツヤのある髪になった。


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