葛城社長と運命の恋を始めます
そんなに心配しなくても大丈夫だと言うけど、ホテルの仕事なんてしたこともないし。


不安過ぎて倒れそうだ。


「仕事の前に朝食を食べましょうか。その前にシャワー浴びてきて下さいね。」



あ、そうだった。


昨日はあのまま寝てしまった訳で、もしかしてすごく不細工な顔をしてるとか。


あり得ない。


「はなさんを見てると飽きなくて楽しいな。」


絶対誉めてないですよね。


朝陽さんが用意してくれた着替えを持ってシャワーを浴びた。


気持ちいい。


生き返った気分。


もう、絶対お酒を飲むのは止めよう。


心に誓った。


着替えは全て母さんから預かった物だったから、安心してよいと言われる。


何から何まで本当にすみません。


朝陽さんは私を女として本当に好きなのか、心配。


もしかしたら、妹みたいで可愛いとか。


確認したいけど、怖い。


朝陽さんは料理も得意で、美味しい朝食が並んでいた。


私は料理も出来ない。


彼女失格。


そもそも彼女なのかな。













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