葛城社長と運命の恋を始めます
多分、最初に会った時から、朝陽さんにドキドキしてたと言うことは、もうすでに恋をしていたのかも知れない。


恋愛をしたことがないから、その気持ちに直ぐに気づかなかったなんて、恥ずかしすぎる。


「さっきから、ため息ばかりついてるけど、どうしたのかな。」


中島さんがいたことにも気づかなかったなんて。


「中島さん、おはようございます。」


昨日と比べると随分明るい顔をしてるわねと言われるし。


恥ずかしい。


朝陽さんの一言でこんなにも気持ちが左右されるだなんて、子供かって言いたくなる。


でも、自分がこんな気持ちになる日が来るだなんて、ほんとに信じられない。


誰かと一緒にいることが苦痛で、相手に会わせるだなんて絶対無理。


20才なのに頭の中はオバさん。


今からでも変われるなら、朝陽さんの為に可愛くなりたい。


うふ。


今日は素敵な日になりそうで、お天気も良い。


青空を見るだけで幸せな気持ちになるし。


お仕事今日も頑張ろ。










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