初恋
トントン

希「どしたの?降りる?」

恋『コクッ。』

頷くと希暉は優しく私を下ろしてくれた。

今まで希暉におんぶされていたからか、いつもの景色に

戻り少し変な気がした。

「希暉におぶられてたから分かんなかったけど、以外と"ちっちゃい"ね」

ピシーンッ。あ、今心にヒビ入ったよ。

ちっちゃい……ちっちゃい…ね〜。

「あぁー、なんか言っちゃいけないこと言ったみたいだね…。あはは、ごめんね…。」

< 20 / 48 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop