初恋
希「やっほ〜♪来たよん!」

「あ、希暉。遅かったね。」

「飲み物持ってねぇ?」

「グゥーzzz」


もう開けて良いかな?まだかな。

希「もう開けて大丈夫だよ♪」

「お前誰に言ってんだ?」

希「ん?れんちゃんにだよ?」

声からして個性的な人がいるって思ってたけど…まさかこれ程とは。
一個言えるのは皆さん超絶イケメン

「希暉がおぶっている人?」

希「そうそう♪あ、そうだった!蒼ちん救急箱持ってない?」

「ごめんね。流石に持ってないな。倉庫にならあるんだけど…。どうかしたの?」

希「れんちゃん足捻っちゃってて…。」

あ、忘れてた。

思い出したせいか、またズキズキと痛み始めた。

私が苦痛で顔を歪ませていると

「保健室〜。むにゃむにゃ」

寝言…?だよね。うん。多分そうだ。

希「あ!そっか〜♪ここ保健室あったんだ! 煌取ってきて〜?」

「はぁー?ぜってぇやだし。てか、飲み物m…」

希「行ってきて?ね?それとも何?」

希暉がまだ喋っているの言葉を被せて言った。

「チッ。わーったよ!行けばいいんだろ行・け・ば!」

煌さんは少し怒り気味に保健室へと向かっていった。

恋(なんか悪いことしちゃったな…)

てかいつまでおんぶしてるんだろ。そろそろ下ろしてほしいな…。

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