冷徹部長の愛情表現は甘すぎなんです!
言われた通りソファに座って休んでいると、由佐さんはコップに冷蔵庫のミネラルウォーターを注いで持ってきてくれた。
「すみません、ありがとうございます」
「別に。俺もこの前面倒かけたし」
そう言った由佐さんは、なんともない様子でわたしの隣に座った。
ただでさえ彼の部屋でドキドキしているのに、近づいた距離にさらに胸の音がうるさくなる。
この前、由佐さんはわたしにキスをした。それは、瞬間的に“恋人扱い”をしたからで……どうしてあのとき、彼はそんなことをしたのだろう。
それを受け入れたわたしのこと、彼はどう思っているの? 香弥さんのことも気になるけど、キスのことも聞きたい。
怖いけど、ふたりきりのタイミングを逃したらダメだと思った。
「由佐さん……聞きたいことがあるんです」
ゆっくりと由佐さんのほうを見ると、彼は「なに?」と首をかしげる。自分にとって嬉しい答えではなくても、ここで聞かなければと強く思った。
「……日曜日、どうしてわたしにキスしたんですか?」
ドクン、ドクン、と大きな鼓動が体中へと響いているような感じがする。どんな言葉を返されるんだろうかという不安で、構えるように体に力を入れた。
「あれは……恋人扱いだろ」
「なんで、恋人扱いなんてしたんですか……?」
そっと目を逸らした由佐さんを見つめたまま震えた声で言ったわたしに、再び彼の視線が向いた瞬間、彼の上体がわたしへと迫るように動いて背もたれに肘をついた。
反射的に距離をとろうとしたが、ソファに座っているので背もたれへ寄りかかるように姿勢が崩れただけだった。
「すみません、ありがとうございます」
「別に。俺もこの前面倒かけたし」
そう言った由佐さんは、なんともない様子でわたしの隣に座った。
ただでさえ彼の部屋でドキドキしているのに、近づいた距離にさらに胸の音がうるさくなる。
この前、由佐さんはわたしにキスをした。それは、瞬間的に“恋人扱い”をしたからで……どうしてあのとき、彼はそんなことをしたのだろう。
それを受け入れたわたしのこと、彼はどう思っているの? 香弥さんのことも気になるけど、キスのことも聞きたい。
怖いけど、ふたりきりのタイミングを逃したらダメだと思った。
「由佐さん……聞きたいことがあるんです」
ゆっくりと由佐さんのほうを見ると、彼は「なに?」と首をかしげる。自分にとって嬉しい答えではなくても、ここで聞かなければと強く思った。
「……日曜日、どうしてわたしにキスしたんですか?」
ドクン、ドクン、と大きな鼓動が体中へと響いているような感じがする。どんな言葉を返されるんだろうかという不安で、構えるように体に力を入れた。
「あれは……恋人扱いだろ」
「なんで、恋人扱いなんてしたんですか……?」
そっと目を逸らした由佐さんを見つめたまま震えた声で言ったわたしに、再び彼の視線が向いた瞬間、彼の上体がわたしへと迫るように動いて背もたれに肘をついた。
反射的に距離をとろうとしたが、ソファに座っているので背もたれへ寄りかかるように姿勢が崩れただけだった。