冷徹部長の愛情表現は甘すぎなんです!
「ゆ、由佐さん、あの、わたしっ……由佐さんのこと……えっと……」
なかなか言葉がでていかないわたしのことを彼はふっと笑った。どうしよう、からかわれたら……! ちゃんと話を聞いてもらいたくて、由佐さんの上着を掴むと、彼は少し驚いたような顔をした。
ドキドキして、震えてくる。
「素直に言うので、絶対に茶化さないで聞いてくださいね」
「……うん?」
めったに聞かない優しい声と表情で言葉を待ってもらえたわたしは、頭の中で何度か言葉を確かめてから彼に気持ちを伝える。
「わたし、由佐さんが好き……」
そう言った瞬間、片腕で抱き寄せられて、彼の腕の中に納まった。彼の温もりにときめいて、ぽうっとしてしまう。
「俺も……君のことが好きだって言いたかった」
困ったような声だけど、耳もとに唇を寄せながら囁かれたその言葉がうれしくて、彼の胸元に額をくっつける。
好きになるわけがないって言ってしまったから、ずっと素直になれなくて気持ちを隠そうって思っていたけれど、もう限界だった……。
そっと体を離した彼は、頬を熱くしているわたしに目を細め、背広のポケットから小さなペンを取り出した。
長さは普通のペンの半分ほどで、ペンギンのキャラクターが上についている。
「これ、ボールペン。君にあげる」
「え……?」
「その辺で買ったやつだけど。この前水族館にいったときかわいいって一番言っていたのは、ペンギンだった気がするから」
なかなか言葉がでていかないわたしのことを彼はふっと笑った。どうしよう、からかわれたら……! ちゃんと話を聞いてもらいたくて、由佐さんの上着を掴むと、彼は少し驚いたような顔をした。
ドキドキして、震えてくる。
「素直に言うので、絶対に茶化さないで聞いてくださいね」
「……うん?」
めったに聞かない優しい声と表情で言葉を待ってもらえたわたしは、頭の中で何度か言葉を確かめてから彼に気持ちを伝える。
「わたし、由佐さんが好き……」
そう言った瞬間、片腕で抱き寄せられて、彼の腕の中に納まった。彼の温もりにときめいて、ぽうっとしてしまう。
「俺も……君のことが好きだって言いたかった」
困ったような声だけど、耳もとに唇を寄せながら囁かれたその言葉がうれしくて、彼の胸元に額をくっつける。
好きになるわけがないって言ってしまったから、ずっと素直になれなくて気持ちを隠そうって思っていたけれど、もう限界だった……。
そっと体を離した彼は、頬を熱くしているわたしに目を細め、背広のポケットから小さなペンを取り出した。
長さは普通のペンの半分ほどで、ペンギンのキャラクターが上についている。
「これ、ボールペン。君にあげる」
「え……?」
「その辺で買ったやつだけど。この前水族館にいったときかわいいって一番言っていたのは、ペンギンだった気がするから」