冷徹部長の愛情表現は甘すぎなんです!
「ちょっと待ってください、乱暴って言わないでほしいです!」
「乱暴だろう? 俺に怒って、シャツを引っ張って」
「それは……でも、あの、危害を加えようとしたわけではないし、だ、だから……」
「なに焦ってるんだよ」
クスクス笑われたわたしは、耳まで真っ赤になってしまう。自分の調子が狂ってしまったことが恥ずかしい。それに、なんだか振り回されている気がして、勝手に焦ってしまう。
「ど、どうしてそうやってわたしのことをからかうんですか!」
ムキになって由佐さんを追いながらそう聞くと、入口の手前で呆れたように息をついて立ち止まった彼は、わたしのほうへ体をぐっと近づけてきた。
「あのな、俺はある程度好みの女じゃないとキスしないし、構ったりもしない」
わたしだって、惹かれていなければ簡単に流されたりはしなかった。彼と朝まで過ごしてもいいと思ったから、そうしたの。
目を細めた彼の魅惑的な表情にドキッとしてしまったわたしは、そのままぼうっと見惚れてしまった。男の色気と余裕があって、冷たいと思ったら予想外の行動をしてきて、なにを考えているのか掴みにくいから気になって仕方ない。胸の高鳴りがどんどん大きくなって、うるさいくらい体中に響いていく。
「乱暴だろう? 俺に怒って、シャツを引っ張って」
「それは……でも、あの、危害を加えようとしたわけではないし、だ、だから……」
「なに焦ってるんだよ」
クスクス笑われたわたしは、耳まで真っ赤になってしまう。自分の調子が狂ってしまったことが恥ずかしい。それに、なんだか振り回されている気がして、勝手に焦ってしまう。
「ど、どうしてそうやってわたしのことをからかうんですか!」
ムキになって由佐さんを追いながらそう聞くと、入口の手前で呆れたように息をついて立ち止まった彼は、わたしのほうへ体をぐっと近づけてきた。
「あのな、俺はある程度好みの女じゃないとキスしないし、構ったりもしない」
わたしだって、惹かれていなければ簡単に流されたりはしなかった。彼と朝まで過ごしてもいいと思ったから、そうしたの。
目を細めた彼の魅惑的な表情にドキッとしてしまったわたしは、そのままぼうっと見惚れてしまった。男の色気と余裕があって、冷たいと思ったら予想外の行動をしてきて、なにを考えているのか掴みにくいから気になって仕方ない。胸の高鳴りがどんどん大きくなって、うるさいくらい体中に響いていく。