イジワル御曹司の執着愛~愛されすぎて逃げられません!~
「全然知らない人はちょっと怖いから……シロちゃん繋がりなら安心だし。職場にいない?」
「ちょっと待って、遠子。その飛躍っぷりと行動力、いきなりどうしたの」
「いきなりじゃないよ」
「まぁ、確かに遠子はいつも決断が速いよね……思い立ったらいきなり中学受験しちゃうし、しかも猛勉強の末、合格しちゃうし」
「職場でも決断の速さは褒められてたよ」
えへへと笑うと、白臣はクスッと笑った。
「わかった。じゃあ俺の知り合いに声を掛けようか」
「あっ、それってもしかして合コンってこと!?」
「ああ……そのほうがいいかもね。マンツーマンより気楽だ」
「じゃあ私も友達に声を掛けるね!」
こうしてはいられない。
慌ててバッグからスマホを取り出して、中学、高校と仲の良かった女の子たちのグループラインを立ち上げた。
そんな遠子を見ながら、白臣は苦笑しながら頬杖をついた。
「目がキラキラしてきたね、遠子」
「だってちょっと楽しくなってきて」
高速のフリック入力で、合コンのお誘いを入力する。