夢の言葉と陽だまりの天使(下)【夢の言葉続編③】

「…アカリ。
これ、ちょっと味見してみて?」

拗ねている機嫌を直したくて、俺はスパゲティーのソース用に味付けして煮たトマトをスプーンですくうと、彼女の口元に差し出した。


「えっ?あ、うん。
…!っ…何コレ!すごく美味しい!」

条件反射でぱくっとソースを口にしたアカリは、驚いた直後に満面の笑みをこぼす。


……うん。
やっぱり、彼女には笑顔が一番似合う…///。

可愛くて、可愛くて仕方ない。


「…俺にも、味見させて?」

「えっ?……ッ///。」

俺は壁際に立っていたアカリを追いやると、唇を奪っていた。
口内に舌を滑り込ませてじっくり味わい、唇を舐めて間近で見つめる。


「……本当だ。美味いね。」

「///っ…ヴァ、ヴァロンのエッチ。」

俺の意地悪な行動に、壁に背中をくっ付けた彼女が、顔を真っ赤にしてまた拗ねてしまう。
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