夢の言葉と陽だまりの天使(下)【夢の言葉続編③】

「…デタラメだもん。
雑誌の記事なんて、全部が本当じゃない。」

雑誌の記事に書かれてた。
”マオ様と相手の企業の令嬢が恋仲”、”高級ホテルの一室で共に夜を過ごした”って…。

でも、私は噂は信じない。


「…ヴァロンは素敵だから、そりゃみんな好意を持っちゃうよ。……。
けど、私は彼を信じてる。」

ヴァロンが想ってくれているのは、私。
私とヒナタの事を悲しませる事なんてしない。

私はお腹に触れながら、離れ離れになってしまう前夜の事を思い出した。
私の生まれ育った町から港街に戻って、私達の自宅に帰宅して…。

一緒に床に着こうとした時の事…。

……
………。
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