絶対に離さない
「水無月くんの家はどっちなの?」


すると、私たちの家とは反対方向を指さした。


「こっち。」


「俺達とは逆方向か!」


「じゃあ、 また明日ね!」


「...その前に、神楽。連絡先交換しないか?」


少し言いにくそうに水無月くんが言ってきた。


「え。いいけど...?」


連絡先を交換し、お互い別れた。
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