セツナイ.
「遅くなってすみません!」
「いいのよ〜本当は昼休みのお仕事なのに今日は放課後にしてしまったのだから」
優しそうな女の先生が紙を見ながら、優しく言った。
「えっと、3組は…皐月くんと間宮さん、ね」
名前を言ってから、
私たちの方を先生が見たので、私はチラッと皐月くんを見た。
皐月くんは無反応だったから、私は先生の方を見て焦りながら頷いた。
「その様子じゃ、まだ仲良くなってないみたいね〜3組は仲良いって小耳に挟んだんだけども」
私は苦笑いした。
き、気まずい。。
「とりあえず、図書委員の仕事を説明するね」
私たちの気まずさに気にもしないで、先生は私たちに紙を渡した。