セツナイ.
「そこに今日返された本があるから、それをあそこから取って、棚に戻して」
「そして、下の不在図書欄にはこの図書館のどこかに図書はあるけど、
決められた棚に戻されてない本だから、探して元のところに戻してね。よろしく」
私は頷いて、言われた通り、本を直そうと「返却図書」と書いている棚に向かった。
けれど、平然な顔するので必死!!
とりあえず、この本直して、早く帰ろう。
バタンーー
え?
図書館のドアが閉まった。
さっきいたはずの先生がいない。
放課後の図書館はたまたまなのか、人が1人もいない。
帰りたい。