午前0時、魔法が解けるまで。






「優衣ちゃん、おはよう」


「お……はようございます」




昨日の醜態を思い出してしまい、私は思わず彼から目を逸らしてしまった。



「あのあと、大丈夫だった?」



心配そうに顔を覗き込んでくる砂川さん。

こんなに綺麗に整った顔が近くにあって赤面しない乙女などいるものか。








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