午前0時、魔法が解けるまで。






「砂川お前、まさか」



そんな私の反応を見て逢坂くんがハッと息をひそめた。



「できたら責任は取れよ……」


「誤解ですから!!」




深刻そうに絶望した顔で言う逢坂くんに、私は勢いよく立ち上がって――机の裏に膝をぶつけて再び椅子にお尻がつくことになった。







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