午前0時、魔法が解けるまで。







「そういえば、珍しいな。お前が真面目に大学来てんの」


「酷い言われようだけど、うつつを抜かして休んでいたわけではないよ?」


「まあ、お前いい子ちゃんだもんな」




軽口を叩き合う2人に、私は先ほどのことはすっかり忘れて顔を上げた。







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